GMOインターネット(9449)
どんな事業をやっているか
事業領域は4つ
- インターネットインフラ事業
- インターネット広告・メディア事業
- インターネット証券事業
- モバイルエンターテイメント事業
ネットインフラは、ドメイン、ホスティング、EC支援、セキュリティなどで、国内1位
ネット証券はFXの取引高が世界1位
業績
2015年12月期
- 売上:1263億
- 営業利益:148億
- 純利益:134億
純利益はクリックHD株式の売却による一時要因
2016年12月期予想
- 売上:1350億
- 営業利益:165億
- 純利益:70億
将来予測
インターネットインフラ事業
ネットインフラとして国内では圧倒的に強いが、売り出し中のクラウドがアマゾンやグーグルみたいなグローバル超大手と競合するのが気になるところ。
ただ、サーバーだけでなく、ドメイン、セキュリティ、決済といったネットビジネスに必要なインフラをワンストップで提供しているのは、優位性が高いと考える。
また、ネットインフラは一度使い始めると乗り換えるのが非常に大変なので、売り上げ急減のような事態は考えられない。
今後もストック収益が積みあがって、利益を出していくと考える。
インターネット広告・メディア事業
インターネット企業が物凄く激しい競争を繰り広げている分野で、正直予測ができない。
インターネット証券事業
デイトレードの主役が個人から人工知能に移ってきて、取引高自体は減っていくと予想する。
ただ、シェアが大きいことと、取引システムを全て内製化していることは、新しいサービスの開発に優位性が高いと考える。
全体の取引高が減少する中で、シェアを拡大できれば、高い利益率を期待できる。
モバイルエンターテイメント事業
売上、利益ともに小さいので、現状考慮しない。
投資判断
2016/12/22 時点の株価 1480円、PER24.6倍は適正水準であると考える。
株主優待の「自社グループが提供する各種サービスの利用料5,000円分のキャッシュバック」を考慮すると、優待込の利回りが8%を超える。
将来性は期待できるため、利回りを考慮して1単元持っておく。
売却判断
業績の拡大が続いている間は基本保有し続ける。
PER30倍のような極端な高値になった場合は売却する。
※このブログは素人個人投資家が書いています、情報の正確性・完全性を保証するものではありません。
JACリクルートメント(2124)
どんな事業をやっているか
基本は人材紹介事業
3つのブランドがある
- JAC Executive /経営幹部向け
- JAC Recruitment /スペシャリスト、マネジメント層向け
- JAC International /外資系企業向け
一部で求人媒体事業
売上の大半は人材紹介事業
1988年創業、以降ずっと人材紹介業をほぼ専業で行っている
業績
6年連続2桁増収増益。
2015年
- 売上:112億
- 営業利益:35.2億
- 純利益:18.1億
2016年予想
- 売上:137.4億
- 営業利益:47.2億
- 純利益:32.7億
ネット上の評判
グーグルで検索すると、どうもライターが口コミを書いてるっぽいアフィリエイトサイトが山ほど出てきて、実際どうなのかよくわからない。
業界
矢野経済研究所の調査によると、人材紹介業の市場規模は、2015年度が2100億。2016年度予想が2300億。
ここ数年は、年率10%強の伸び率で市場が拡大している。
転職者数は2007年の346万人をピークに、リーマンショックの影響で2010年に283万人に減少、それ以降は微増傾向。
転職者数の伸びにくらべて、人材紹介業の市場規模が大きく伸びているので、エージェントを使う人が増えているということ。
当面は、同じくらいのペースで市場は拡大していくと考える。
同業他社
あたりが同業みたいだが、他の会社は人材紹介以外もやっているので、比較しにくい。
将来予測
人材紹介市場の拡大に伴って、これまで通りのペースで業績も伸びていくと予想する。
人材紹介業の売上は、採用決定時の手数料で、基本的には求職者の想定年収の30~35%くらいらしい。
ざっくり1採用あたり、100万円と仮定して、業界の市場規模が2100億円ということは、利用者は21万人くらい?
転職者が全部で300万人弱なら、まだまだ拡大余地はありそう。
ただし、国内の雇用事情が変わらなければ、転職者数はこれ以上伸びないと思われるので、どこかで市場規模の拡大は止まる。
安倍首相が解雇規制を緩和して、ルールを明確にしていくと言っていたので、成立すれば転職者数の伸びも期待できる。
投資判断
yahooファイナンス情報によると、過去3年間のPERは17~18倍程度。
これまで通りのペースでの業績の拡大を予想するため、PER15.7倍の現在の株価は割安であると考える。
売却判断
業績の拡大が続いている間は基本保有し続ける。
6月に1849円まで高騰したときのPERが23倍弱なので、PER22倍程度まで株価が上昇したなら売却する。
売上が前年割れするようなら、株価にかかわらず売却する。
注視事項
※このブログは素人個人投資家が書いています、情報の正確性・完全性を保証するものではありません。
はじめに
このブログについて
このブログは素人個人投資家の備忘録です。
素人が長期で株式投資をやっていると、「この株って、もう売っていいんだっけ?」「なんでこの株買ったんだろう?」となることがよくあります。
投資した時点では、投資判断の根拠や、売り時は決めていたはずなのに、1年もたてばすっかり忘れています。
そんなわけで、記録はしっかりとらないといけないと思い立って、ブログに書くことにしました。
筆者について
投資歴は10年ですが、基本的に好きな会社の株を買ってほったらかしにしているので、ほぼ素人です。
ブログを書くにあたって、もう少し真面目に投資をやっていく予定です。